C組

「この学校はクズだ！」と、茂木健一郎氏は言い切っている。
私も同じ印象を感じている。

これは、ほぼ「殺人」に匹敵すると思う。報道で知る限り、
「業務上過失致死」では軽い。
「バスの運転手が居眠りした結果事故になって乗客が死亡」よりもずっと悪質で無責任な話だ。

それに引き替えこの自殺生徒の親は偉い。
周囲の同級生達の受験への影響を考えて公表を控え、急性心不全とまで言って影響が及ぶのを抑えていたと聞く。

教育委員会などはその親達の気持ちにどうやって応えるのか？
「再発防止」という言葉で誰が納得する？
死んだ人間は絶対に戻らない。損失というレベルではないのだ。
損害賠償で解決出来るような事でも全く無い。

本当にどうする気だ？　学校・・・教師・・・教育委員会。

程度は全く違うが私の周囲、或いは私自身も経験がある。
教師のわけのわからない先入観、狭い視野、その他の理由で生徒や親がどんなに悔しい思いをしたか。
3年我慢すれば・・・そんな言葉は使い古された合い言葉に近い。

生徒同士のいじめはむしろ遊びの範囲もあるかもしれない。
しかし、教師の言動による自殺はそれとは全く次元が違う。
同じ「死」であったとしても全く意味が違う事を教師は強く自覚し、今回の関係者は全員刑事罰を受けるべきである。

自殺者の親族の方々には強く深く最大級のお悔やみを申し上げたい。
そして、何かを許そうという気持ちは暫く抱かないのが良いのではないでしょうか？ご子息は永遠に帰って来ません。事故でも病気でもなかったのです。加害者に妥当な罪を認識させ、それを受け入れるまでは許してはいけないと私は思います。