C組

広島の生徒自殺で、担任の実名を挙げて糾弾が始まっているようです。

確かに、担任も自身の行為について振り返り、自分の考えや行為について、きちっとメッセージを出すべきだと思いますが、
問題は、こういった人達を長年に渡って雇用し、今回のような問題を発生させても隠れさせるような空気を作っている組織にあると思います。
担任や校長の責任糾弾と同時に、教育機関そのものに突きつけられた問題について真摯に受け止める姿勢が求められるのではないでしょうか。

その上で、「過失では無い」事を皆で確認し、償う事が必要な筈だと思います。

先ずは事実関係を明らかにし、問題点の確認を行う事が重要で、その上で違法性や常識相違などの検証を行い、司法による判断（どのような罪なのか）を仰ぐ必要があると思います。
もしかすると、法整備自体にも問題があり、社会構造として今回の自殺者をキッチリ守る仕組みの整備が不十分であるかもしれない。

再発防止と簡単に言い、現場の反省と罪人を生け贄にするだけでは時間と場所を変えて類似の問題が再発するはずです。
そうならないように、個人の糾弾だけでなく、仕組みの検証も並行して行って頂きたいと願います。

文科省が常識の範囲で動け、必要な行為を行うなど、その指導力が重要だと思います。